ご挨拶 - 秋田県南部沖浮体式洋上風力実証事業

Greeting

ご挨拶

Head of R&D
研究開発責任者

丸紅洋上風力開発株式会社 
大佐 嘉彦

 遠浅の海域の少ない日本において洋上風力を導入するためには、技術開発や量産化を通じて、特に、水深の深い海域でも導入余地が大きい浮体式洋上風力発電が必要と考えられています。
 また、経済と環境の好循環につなげる成長戦略の施策の一つとして2021年4月に策定された「洋上風力の産業競争力強化に向けた技術開発ロードマップ」においても、浮体式洋上風力は中長期的な拡大を見込んでいます。
 これらの社会実装を実現するためには、日本やアジアの気象・海象への対応とともに、風車、浮体、係留システム、ケーブルの挙動、性能、施工性、コストを考慮したシステム全体としての信頼性の向上と量産化・低コスト化が必要であり、本実証では、将来の導入拡大に寄与すべく、過去に実施した研究開発・実証事業等による知見も踏まえ、浮体式洋上風力発電の早期のコスト低減に向けた様々な取組みを進めてまいります。